5/4 研究メモ

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この記事について

犬の躾で使うステイとホームが人間に使われている様を見ると、面白いですよね。

 

ろんぶん よめたね

人間の連想を模擬するシステムの開発と分析

概要

人間が連想する過程を仮定して、連想システムを作成する。人間が連想する時、刺激語から得られる直接的な連想だけでなく、連想語を刺激語として得られる連想語も連想語として連想する場合があり、連想過程と呼ぶ。Word2Vecを用いて連想過程をシミュレートし、人間の連想を模擬できるか検証した。

という内容。連想には直接的な連想だけでなく、連想の連想という間接的な連想もあるよね、という仮定を元にした研究。

連想

創造的な思考を生む方法として、発散的思考法、収束的思考法、統合手法が存在する。連想語において、発散的思考法は直接的な連想語を多く選び出す考え方と連鎖的に多く選び出す考え方がある。この研究では、人間の連想方法として3つの仮説を立てている。

  1. 刺激語から直接、連想を行う場合、人間は刺激語に強く関連している単語を多く連想する。
  2. 人間は連想した語から、さらに次の語を連想するといった連鎖駅な連想を行う場合もある。この場合m人間は関連性の強い単語を連想しやすい。
  3. 連鎖的な連想を行う際に、関連性が比較的弱い単語の連鎖が行われる場合、人間はさまざまなジャンルの連想を発散的に行う。
手法

Word2Vecを用いて、コサイン類似度の大きい単語を抽出することで、連想語を選択する。この時、刺激語に対する連想語の上限を決めておく。さらに、連想語を刺激語としてさらに連想語を得ることで、連鎖的な連想を行う。最後に、関連性の比較的低い語の選択は、選択される連想語の中でも下位に位置する連想語のみを抽出することで実現する。

このシステムを用いて、人間を対象とした連想実験の結果とどの程度一致するのか確認した。

結果

連鎖的な連想を模擬したシステム、特に連鎖的な連想の幅広いものが80%前後の一致数が得られた。

まとめ

人間の連想は連鎖的にシミュレートした方が良いことが判った。今までは直接的な関係性の模索を考えていたが、連鎖的に連想語を抽出する方法が有効かつ人間に近いんだなぁと思った。

参考文献

https://www.anlp.jp/proceedings/annual_meeting/2016/pdf_dir/P15-1.pdf

 

WebApp作り

Pycharmの無料版だと、javascriptを色付けしたりスペルチェックしたりしてくれなかったので、デバックとかが死ぬほどキツイ!ということでWebアプリ開発用の開発環境を整えることにした。

あと、テトリスのお勉強してみることにした。

https://itech-program.com/javascript/1650

 

明日は

ゼミです。