【FGO】パライソの話をするとしよう。
この記事はCCS裏アドカレの12/16日の記事です。
前日の記事はLuCK_ver_2さんです。
初めましての方は初めまして。そうでない方も初めまして。
精密採点で定評のあるゆんらべです。
僕の初めてのブログの記事は、大人気スマホゲーム「Fate/Grand Order」(通称FGO)に登場する、「アサシン・パライソ」を全世界(身内)に布教する内容です。
パライソちゃんとは誰なのか、パライソちゃんの何処が可愛いのか、パライソちゃんの世界戦闘力はどのくらいなのか。色々書いていきたいと思います。
ではでは、早速参りましょう。
【注意!至る所で真名バレしてます!未プレイの方ごめんなさい!】
アサシン・パライソとは
FGOに登場するサーヴァントの一騎です。
2017年10月14日に開幕した「亜種特異点Ⅲ 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負」にて推参し、その見た目のインパクトから、T.M.Revolutionの西川貴教と呼ばれたりしました。
実装初期から注目の的だったわけですね。さすがパライソちゃん。
初登場のガチャは当時の下総ピックアップでした。宮本武蔵が復刻し、アーチャー・インフェルノ、宝蔵院胤舜も新登場しました。武蔵ちゃんやインフェルノ、坊主が欲しくて回したら、パライソちゃんの宝具レベルが上がってたという方も多いでしょう。
メインストーリーの下総では「英霊剣豪」の一騎として主人公一行に立ちはだかります。
この時に、英霊剣豪として与えられた名が「アサシン・パライソ」でした。パライソとはポルトガル語で天国・楽園を意味します。
ちなみに、英霊剣豪七番勝負最大の見せ場であるパライソちゃんのリョナシーンは必見です。
最近では、2018年の節分イベント『節分酒宴絵巻・鬼楽百重塔』に「薄幸な巫女忍者」という名で登場したり、
夏の水着イベント『サーヴァントサマーフェスティバル!』で登場してロコモコを説明したり、
2018年のハロウィンイベント『神秘の国のONILAND 鬼の王とカムイの黄金』では準主役の座を勝ち取りました。
ありがとうFGO。
ではでは、パライソちゃんについてもう少し細かく紹介しちゃいます。
プロフィール
- 身長/体重:154cm・46kg
- 出典:史実
- 地域:日本
- 属性:混沌・悪
- 性別:女性
-
CV:佐倉綾音
戦国・未亡人・少女・くのいち・巫女。
「属性が多すぎるのでは」と一部のサーヴァントから心配されているとか......。
戦国時代に生きた人妻でありロリであり忍者であり巫女であり、声帯はあやねるです。
最高かよ。
可愛い。しかも、可愛い。それでもなお、可愛い。でもやっぱり、可愛い。
お召し物
パライソちゃんは、再臨段階によって衣装が大きく変わります。
第一段階は蠱惑的な格好と蛇が絞めたような痛々しいアザが特徴です。右眼も隠してあります。英霊剣豪七番勝負での姿がコレです。
見た通りほぼ全裸なんですよ。ほぼ全裸のロリってヤバくないですか?
えっちだ...
第二段階は忍者です。
本人曰く、「忍は、装いを選びませぬ。」
白と黒を基調としたデザインで、頭の家紋が入ったフリスビーみたいな奴が特徴的です。袴からチラチラ見える魅惑の生足はマーメイドです。しかもツインテール、可愛い。
よく見ると、第一段階の衣装の上に第二段階の衣装を着ています。つまり第一段階は下着だったのです。えっちだ...
第三段階は巫女です。
本人曰く、
「忍びにあると同時に、拙者は巫女でもあるのです。……似合っておりましょうか?」
似合ってるに決まってるんだよなぁ...。
紅白デザインであり、巫女でありながら第二段階を踏襲しているから忍者にも見えてしまう、不思議な衣装です。袴の柄もすっごく綺麗だし、髪留めにことわび鈴を使っているのが可愛すぎます。そして右眼解放、お館様として信頼されている証なんです。(多分)
個人的に立ち絵が一番可愛いのがこの格好です。これを見てパライソちゃんのお館様になることを決意しました。可愛い。えっちだ...
最終再臨は、第一段階の赤色バージョンです。
説明不要ですね。えっちだ...
おまけとして、2018年の水着イベントの概念礼装で登場した水着パライソちゃんです。
始皇帝暗殺で有名な荊軻さんも一緒です。第2段階の意匠が散りばめられた可愛すぎる和風な水着です。
えっちだ...
数多くの需要にも応えながら、その属性を無駄なく絶妙に調和したキャラクターと言えるでしょう。キャラクターデザインのひろやまひろし氏は天才だと思います。ありがとうございます。
ま、僕は人妻もロリも忍者も巫女も性癖じゃないんですけどね。
セリフ集
真名判明前の召喚時のセリフです。申し訳NASAが伝わってくる。
下総でのリョナシーンです。何かに目覚めそう。
バレンタインイベントでのセリフです。この娘、すぐに首を斬ろうとする。
2018年の節分イベント『節分酒宴絵巻・鬼楽百重塔』にて、ゴルゴーンに言ったセリフです。彼女も蛇の呪いを受けたと勘違いし、親近感が湧いちゃったらしいです。冬の寝起きは辛い...。
アサシン・パライソの幕間の物語「蛇―――我が身を這い回るものよ」にて、酒呑童子に放ったセリフ。素のパライソちゃんが出てしまっている、貴重なシーン。
(以下はボイスだったりするので文字オンリーです)
「お館様の敵、仕留めまする」
バトル開始時のセリフです。パライソちゃん、健気です。
「三郎!」
エクストラアタック時のセリフです。誰なんでしょうね。大蛇が出てきてますけど、誰なんでしょうね。
「おのれ貴様!」
被ダメージ時のセリフです。カッコいいパライソちゃんって感じがします。
間違っても「おのれ貴教!」ではないです。
「好き嫌いはありませぬ。あっ……食べ物の話ではなく?」
マイルームでのセリフです。この娘、天然ですね。可愛い。
「戦は……好きになれませぬ。諜報、偵察、暗殺、忍びの務めであれば、何と思うこともありませんが、戦だけは、どうしても……」
マイルームでのセリフです。夫を亡くした過去があるため、戦は避けたいようです。
「如何にも。拙者、くのいちにして巫女にござる。更に言えば、盛時様を、早くに夫を亡くした未亡人でもあり……属性が多い? 何でござる?」
真名判明後のマイルームのセリフです。パライソちゃんの全てを、このセリフが物語っています。
「拙者、リップ殿と同じく謂われなき責め苦をつね受ける宿業(タイプ)でございますが…」
パッションリップの幕間の物語「サクラ迷宮/M」でのセリフです。被虐体質持ちらしいです。可哀そうなところも可愛い。僕パッションリップ持ってないんですが。
「無論、情報収集はくのいちの得手とするところにござる。更には、殿方を誑かすのも……お館様? いかがされた」
マイルームでのセリフです。殿方を誑かす... 一体何を... えっちだ...
「なんと、目出度き日か! お館様、なんでもお言いつけください。余人にははばかられるようなことでも、拙者、応じてみせましょう」
マスターが誕生日の時のセリフです。こんなにも祝ってくれる従者、可愛すぎる。最高。
ん?余人にはばかられるようなことでも応じる?
一体何をしてくれるんだ... えっちだ...
ゲームにおけるアサシン・パライソ
(この項目はFGOプレイヤー向けです)
ライダーに有利、キャスターに不利であるアサシンクラスです。戦闘を有利に進めるデバフ付き宝具、デバフスキルを所持している高難易度向けサーヴァントです。周回でお呼びにかかることは少ないです。
1.スキルについて
パライソちゃんのスキル構成は高難易度向けで、判りやすく優秀です。
(ただし、ぶっ壊れ性能ではないです。)
「呪術(巫)」(CT:最短5ターン)
敵単体へ1ターンの宝具封印です。宝具を撃たせないだけでなく、相手のチャージを止めることもできます。
仮想的であるライダーとバーサーカーはチャージアタックに5ターン必要です。また、このスキルのチャージタイムも最短5ターンであるため、初ターンにスキル発動→使用可能になったら再びスキル発動で2ターンの宝具遅延が可能です。
相手の宝具を受けきれない場合、宝具を撃たせないことが最大の防御となり、これがストーリーの厄介な敵(主に魔神柱)などでかなり重宝します。
「おろちの呪」(CT:最短5ターン)
自身のArtカード性能を3ターンの間30%アップさせ、自身の通常攻撃時に呪い状態を相手に付与する効果です。
パライソちゃん運用の要であるArtカードの性能をアップできるので、火力とNP効率の補強が同時にできます。優秀な効果であり、単純に使いやすいです。
呪い状態は相手にスリップダメージを与えるものであり、3ターン持続できる上に重ねがけが可能ですが、単体でのダメージは500しかないのであくまでもおまけ程度です。しかし、ガッツで復活するような相手には有効打になる時があります。
「甲賀流」(CT:最短6ターン)
自身に1ターンの回避と30%のNPを付与します。どちらの効果も単純明快であり、使いやすいです。何で全く同じ効果なのに北斎ちゃんはCTが最短5ターンなのか...。
基本的にいつでもNPは欲しいので、回避をしたい時に使う運用がオススメです。
宝具封印によって宝具の遅延ができるため、初ターンに使用する運用もオススメです。初手に使用すると、相手が宝具を撃つ前にスキルチャージが完了します。
2.コマンドカード
カード配分は《Quick:2/Arts:2(+1)/Buster:1》であるためArtsチェインを組みやすい上に、「おろちの呪」によりNPは稼ぎやすく、スターもクラス補正によってそこそこ出ます。
Artに関しては隙がないです。「甲賀流」によるNPチャージもあるので、パライソちゃんを意識してカードを切っていけば、NPに困ることはほとんどありません。
しかし、弱くもなければ強くもないという感じの性能ですので、過信は禁物です。
3.宝具について
Arts単体宝具です。相手に1ターンのスキル封印と3ターンのクリティカル発生率ダウンのデバフをかけます。
スキル封印は活きる機会が多く、1ターンとは言えかなり重宝します。チャージ増加スキルによって不意に宝具を撃たれたりすることも、強力なバフからの手痛い一撃を喰らうことも、こちらが圧倒的に不利になるデバフをかけられることも全て、未然に防ぐことができます。
クリティカル発生率ダウンは事故死のリスクを減少させてくれる優秀な効果です。しかし、倍率自体は高くないため、宝具を連発してコンスタントに重ね掛けしていく運用がベターです。
3.運用方法
Artsパ適正があり、特に「玉藻の前」との相性は抜群です。宝具で味方のスキルチャージを短縮でき、スキルで相手チャージを減らすことができるため、相手に宝具を撃たせない無慈悲なコンボができます。
ま、僕は玉藻持ってないんですけどね。
バーサーカーが相手の時は、「葛飾北斎」と組ませてみるのもいいかもしれません。北斎の強力な防御デバフを重ね掛けした状態で、パライソちゃんの宝具を撃つと気持ちよくなれます。あと、和風サーヴァント仲間であるので、並べると結構絵になります。
葛飾北斎なだけに。
もちろん、「マシュ」と組ませても中々いい活躍をします。
相手を妨害しつつ、宝具を連発し、じわじわと相手にデバフをかけていくのがパライソちゃんの戦闘スタイルになります。結構いやらしいんですよ、この娘。えっちだ...
ただし、運用上の問題点がいくつかあります。
1.ATKが低い
星4アサシンの中で2番目に低いATKであり、その上でクラス補正によってATKが0.9倍されてしまいます。正直、星4最低レベルです。星4アサシンのATKワーストは最近実装された「虞美人」ですが、あちらはBuster主体であるため、火力ではパライソちゃんが負けてしまいます。火力が低いことが原因で長期戦になってしまうこともあります。
見方を変えれば「か弱い乙女」であり、可愛いので実質問題なしです。
2.宝具の火力が低い
攻撃宝具といえば大ダメージを与えることが役割ですが、パライソちゃんは実際のATKがかなり低いので、宝具のダメージも伸びづらいです。宝具レベル1だと、デバフをかけるために撃つ、おまけに大ダメージも与えられるという感覚です。
幸いにもArts単体宝具であるため、攻撃倍率自体は高めに設定されています。運用する上で最低限の火力は確保されています。
3.スキル上げが重要
パライソちゃんはスキルが優秀であるとはいえ、可能な限り短いチャージタイムでの運用が必要です。特に「呪術(巫)」はスキルマでないと確定付与にならず、運用上の安定感が低下します(しかし、スキルマでも対魔力で弾かれることがあります)。
他のスキルも高難易度では重要なスキルなので、可能な限りスキルマにしてあげたいです。
4.再臨素材やスキル強化素材の入手難易度が高い
再臨素材に必要である「枯淡勾玉」がドロップするフリクエが、1.5部3章「英霊剣豪七番勝負」クリアしないと解放されません。英霊剣豪七番勝負と言えば、FGOの中でも屈指の難易度を誇るシナリオであるため、初心者のみならず、中級者でもパライソちゃんの育成が非常に困難です。また、霊基再臨2回目の時点ですら1部7章にてドロップする「万死の毒針」が必要となり、1部終了間際になってもまともにレベルが上がりません。イベントで素材が手に入るときは積極的に頑張りましょう。
パライソちゃんは数々の弱点を抱えていますが、
僕とフレンドになると、
全ての弱点を克服したパライソちゃんが解禁されます。
低いATKは聖杯とフォウ君とQPと種火を捧げることで、低い宝具火力はパライソちゃんを5回召喚することで、スキルは頑張ることで、補いました。
二次創作での扱い
従者可愛い系や、天然可愛い系が多いです。
お館様のためを思って行動している姿が可愛かったり、従者という立場を主張しながらも気持ちが顔に出ていて隠せてないところが可愛かったり、普通に容姿が可愛かったりします。
カップリングは、お館様である主人公(FGO)やメインストーリーで関わった酒呑童子が多いです。水着だと荊軻さんもいます。
パライソちゃんは、何をしても可愛い。
最後に
アサシン・パライソは甲賀の祖先たる甲賀三郎が神によって与えられた呪を受け継ぎ、忍という身で主人に仕えながらも、たったひとりの大蛇の巫女として、神の荒魂を鎮めるために祈りを捧げなければなりません。生前は第四次川中島合戦で夫を失い、英霊となった今でも彼のことを忘れることができないでいます。
しかし、パライソちゃんは過去の柵に囚われてはいますが、新たな主君としてマスターに忠誠を誓ってくれました。自らの出自を後ろめたく感じていてもお館様に付き従うその姿勢、主君のためならば苦手な戦をもやってのけるその忠誠心、嬉しい時は一緒に嬉しがり、悲しい時は一緒に悲しんでくれるその優しさ。
そんな健気で従順な彼女に、僕は心を惹かれました。
パライソちゃんの誇れるお館様を目指して、今日も頑張って周回したいと思います。